細胞の状態

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診療内容

細胞から見た症状

剥脱性口唇炎は条件さえ重なれば、誰にでも起こりえる病気です。

症状として水に濡らすと白くふやける。
それをめくると発火した唇の皮が現れると思います。

それが何度も繰り返し、かさぶたになってはめくれて、それの繰り返しではないでしょうか?

だとしたら、それは人の細胞としては正常の状態です。

まず皮膚に例えて考えて見ましょう。
皮膚を擦りむいて血が出る、その後、透明な皮膚が顔を出してかさぶたになり、やがては元の皮膚に戻る。

唇は粘膜と皮膚の間のような状態です。
粘膜と皮膚の違いの一つに濡れる場所か、そうでないかということが上げられます。

剥脱性口唇炎の人は、かさぶたになってめくれる。
そこにワセリンを塗ったとします。
その状態で塗り続ければ、めくれたままのきれいな状態になます。
そこで、良くなったと思って辞めると、数日後、見た目がビニール状の状態になり
その後、かさぶたに成るはずです。

剥脱性口唇炎の人に湿潤した物を塗り続けると、状態としては粘膜上の細胞組織のようになります。
それでは塗るのをやめれば乾燥してかさぶたに成るはずです。

ではもし口腔内の粘膜に唾液が全く分泌されなくなったらどうなるか?
見た目がビニール状の状態になりガサガサに成るはずです。

剥奪性口唇炎の方には、何もせず清潔にする。
これだけを実践してもらいました。

まず、従来のようにかさぶたになる。
それが繰り返されるが、数ヶ月後の予後ではかさぶた状から薄めのかさぶた状の状態になり、徐々に普通の状態に戻っていきます。

完治後はたまに軽い荒れ状態が出るものの気にせず、人間の唇は体の状態や乾燥季には多少は荒れる。

そう心に留めてもらい日常生活を送ると自然と完治します。

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